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◆かぜ
●原因:細菌、ウィルス、カビからの感染や急な冷え込み(冷房も)、尿で湿ったままの床材等から体温を奪われた場合。環境の変化から受けたストレス。
●症状:鼻や目のまわりが汚れる。手に乗せると妙に熱い。食欲がなくなり衰弱する。肺炎などを併発して呼吸障害を起こすと危険。
●治療:早急に病院へ。抗生物質などを投与してもらい、経過を見ます。人間の風邪薬を勝手に処方しない事。
◆体が冷たくなって動かない。
●原因:病気の進行や老衰による危篤状態。寒すぎによる疑似冬眠。
●症状:体の代謝機能が極めて低い状態にあるので動かない。
●治療:病気や老衰の場合は最期を見取ってあげましょう。
疑似冬眠の場合は発見しだい、手(人肌)で暖めます。絶対にお湯に浸けてはいけません。
暖めつつ体全体を軽くマッサージして血液の流れを復活させます。徐々に生体機能が復活、意識が戻って歩ける様になったら大丈夫でしょう。しかし、時間の経過や個体によってはそのまま凍死する場合があります。
日夜の気温差、冬場の特に明け方氷点下になるような所では注意が必要です。
◆下痢
●原因:細菌、ウィルス、カビからの感染、主に不衛生。環境の変化から受けたストレス。
●症状:うんちが緩くなり、お尻が汚れる。体重の減少、食欲不振。ひどいと脱水症状を起こし衰弱する。命に関わる事態に。
●治療:下痢のパンダマウスは隔離して早急に病院へ。診察・検査をして原因を究明します。
伝染性の病気である場合、他のパンダマウスに移っている可能性もあります。症状の出たパンダマウス以外も診てもらいましょう。また、この場合には同じ飼育ケースを使うと再発する可能性が高いので獣医さんと良く相談して薬やアルコール等を使ったケースの消毒をすることをおすすめします。
◆便秘
●原因:細菌、ウィルス、カビや寄生虫の感染。腫瘍の直腸圧迫等。
毛繕いで胃や腸に溜まった毛が排出されない場合などには腸閉塞の疑いも出てきます。
環境の変化から受けたストレス。など。
●症状:食べている割にうんちがあまり出ない。下腹部が膨張してきている。など。
悪化すると内臓にかなりの負担がかかるだけでなく、自力でうんちが出来なくなります。
肛門が開いていて中にうんちが詰まっている、また腸が少し出てきてしまった(直腸脱)のは重い便秘です。
●治療:早急に病院へ。直腸脱は元に戻らなくなります。やはり診察・検査をして原因を究明します。
必要に応じて浣腸などの処置をします。
軽い便秘の場合、軍手をしてパンダマウスを握り、先を丸めた爪楊枝などで軽くお尻をつつけばうんちが出てくる場合もあります。
出そうで出ない時は下腹部のマッサージをしながらタイミング良くうんちを突き刺してそっと引き出します。
この時、肛門や腸内を傷つけると返って悪化・腸内感染させることになります。不器用な人は止めましょう。
下腹部に腫瘍がある場合、便秘が解消した分、腫瘍の進行が早まりました。
どうなるにしても、排泄は毎日の事ですから良いうんちが出る様に適切な処置をしてあげましょう。
◆下痢でも便秘でもない下腹部の汚れ
●原因:内臓の病気等のかなり深刻な状態。メスは特に生殖器系の病気や胎児の停滞等も考えられます。
●症状:膿(うみ)や血液(血尿・血便)等の汚れがある。床材も汚れます。
●治療:残念ながら、この状態では助かる可能性はほとんどありません。
たとえ原因が判ったとしても、その場では元気そうにしていても、次第に衰弱して逝ってしまいます。
◆腫瘍
●原因:特定は出来ませんが体質(遺伝)、栄養状態、環境から受けるストレス等と言われています。
●症状:若いパンダマウスよりも、年を取りはじめたパンダマウスに出来る可能性が高いです。
肩、喉元、胸、下腹部の皮膚や筋肉、骨、内臓などあらゆる場所に出来ます。
良性、悪性とありますが、パンダマウスのはほとんど悪性と見ていいでしょう。
しこりの組織検査で診断は確実な物になりますが、日ごとに腫瘍が成長している様ならまず悪性です。
内臓に出来ると触っても判らない事があり、便秘気味、腹膜炎を起こしてお腹が膨らんだ、血便・血尿等、かなりダメージが起き、最終的には臓器不全で逝ってしまいます。
それに比べ、体表に向かって成長しているのは、直接、臓器に影響が少ないのか内臓に出来た場合に比べ長く生きられる様な気がします。しかし、かなりの大きさに成長します。
それに、喉元なら食事・水分の摂取障害、手や足元なら歩行障害等、別の障害が出て来たり、痛みで掻きむしった為に出血死したりと見ている方は大変辛いです。
個体差や発生箇所にもよりますが、早期発見しても長くて3ヶ月位の命と思って下さい。
●治療:獣医さんがパッと見、悪性だろうと判断したら、無理に細胞検査をする必要もありません。
患部の細胞を取る刺激で、腫瘍が活性化(進行が早まる)する可能性もあります。
早期発見してもパンダマウスの体の負担を考えると手術は勧められません。
ハムスター等他の小動物に比べ体が小さいので、痲酔のリスクや輸血の不足、術中の体温低下や出血による貧血死の可能性、再発の確率、術後の回復と本来の寿命のどちらが早いか等を照らし合わせると、手術はしない方が良い様に思います。
ただ、少しでも長く生かしてあげたいなら、腫瘍の進行を遅らせる様な薬などをを処方してもらいましょう。
そして、今後の飼育方法などを良く話し合って、出来れば楽しい余生を送らせてあげましょう。
最悪、見るに見兼ねる症状が出た場合には、獣医さんに頼んで安楽死で逝かせてあげるなり、最期をきちんと見取ってあげましょう。(;‐;)
◆脂肪腫
●原因:高脂肪物の過剰摂取等。体内に入った脂肪分が体外に排出されない為にしこり状になってしまう。
●症状:腫瘍と似ている為、組織検査で判定。但し、脂肪腫が化膿して癌化する可能性もあります。
●治療:症状や場所によっては特に切除しなくても大丈夫な場合もあります。
体の負担を考えると手術は勧められません。
これに関しては、飼い主の責任が大きいです。反省して下さい。
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